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シーケンストレーナーOne(実習キット本体) シーケンストレーナーOne(実習キット本体)
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キットで遊ぼう電子回路No.1 基本編vol.1 キットで遊ぼう電子回路No.1 基本編vol.1
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キットで学ぶ!ARMチャレンジャー入門編 キットで学ぶ!シリーズNo.1 ARMチャレンジャー入門編
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キットで学ぶシリーズNo.2 シーケンス実習キットmini キットで学ぶ!シリーズNo.2 シーケンス実習キットmini
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キットで学ぶ!シリーズNo.4 FPGAチャレンジャー入門編 アルテラ版 キットで学ぶ!シリーズNo.4 FPGAチャレンジャー入門編 アルテラ版
型番:AKE-1104S
価格:28,000円(税別)

キットで学ぶ!実戦ディジタル回路 vol1 キットで学ぶ!実戦ディジタル回路 vol1
型番:AKE-1106S
価格:19,800円(税別)

問題山積の学校現場?

 大きな変革が大津波のように、社会全体を飲み込んで押し流している状態が現在の状況だと言えます。しかも、変化の速度は相当早く、規模は国内だけではなく、全世界に及んでいます。こうした中で多くの歪が生じ、学校現場にも多くの問題があらわれています。いじめ、不登校、学力低下、チャイルドプア、学級崩壊、多数の先生たちの精神疾患、就職難などがすぐに浮かんできます。実社会の影響が学校現場に多大の影響を与えていると同時に、旧来の教育制度が現実の世界にマッチできなくなったということもあるのでしょう。

 例えば、従来は学力というものさしで教育の成果を測ってきましたが、人間力や社会人基礎力と言われるものの重要性が喚起されるようになりました。それらは自立した人間として社会において義務と責任を果たし、自立するための総合的な力と言われています。学校の成績と実社会での自立と発展が必ずしも一致していないことは周知のことですね。

 しかし、物事には必ずプラスとマイナスの局面があると思います。学校現場の問題はマイナス局面として捉えられていますが、プラス局面も大いにあります。

1. 就職が厳しいことから学生は自分のスキルアップへの関心を高めている
2. 国内だけではなく国際的な枠組みでの活躍の場を求める学生も出てきている
3. 画一的な教育から個人が自立するための教育にシフトを開始してきている
4. 不登校の問題は個々人の問題だけでは無いという認識が定着してきている
5. いじめやチャイルドプアなどに関してNPO活動などで社会変革の機運が出てきている

 などです。良い面はもっとあると思いますので、それを見つけさらに活性化することが重要だと考えます。

教育制度は今のままでよいのか?

 学習指導要領は大変に吟味され、よくできています。さらに、それに基づいて作られた教科書も隅々にまで配慮され大変によくできていると考えます。しかしながら、この教科書に基づいて、現場の先生方が実際に教鞭を取られる場合に多くの問題に直面します。例えば、理科、物理の場合に実験・実習は不可欠ですが現実にはあまり行われていない。予算の不足、準備に時間がかかりすぎる、実験で怪我などされると面倒なことになる、そもそも団塊の世代の退職で実験を指導する先生が急減しているなどです。

 また、同じ教科書で同じ先生が教えても多数の生徒が同じように基礎学力や興味を持っているわけではなく、難解でついて行けない生徒や簡単すぎて飽きてしまう生徒が必ずでてしまう。

 教師のスキルや情熱も多種多様であるので、教員免許更新制度を採用して改善を図るべく動き出しましたが、政治の混乱もあり、十分に機能している状況ではないのでしょう。そもそも、この制度だけで教育の質が確保されるようになるかというと大変に疑問です。教えられる生徒の学力や興味のばらつきも考えてシステムを計画しなければ機能しないのではと推察します。授業準備や、講義など生徒に向き合う以外の時間や労力の負担を軽くすることも必要でしょう。

アドウィンの主張

 私どもは、30余年にわたり、理数系、工業系の独自の教材を開発・販売してまいりました。その経験と現在状況を踏まえ、どのような役割を担い、どのような事業で社会に貢献できるのかと考え抜くのが責務だと考えています。その中でいくつかの考えを列挙させていただきます。ただし、工業高校・高専・大学の教育での理数系の教育に限定しています。

(1) 実習・実験を基本とした課題中心学習の展開

 従来の「○○学」とされてきたものは、長い年月で自然に体系化がされてきています。しかし、いくつかの弊害があります。はじめの段階で、この学習がなぜ必要かということが、あまり、語られていない。そのため、初期の段階で学生を受身にしてしまいます。また、学校教育の中の限られた時間で全体を教えるのは不可能です。それをむりやりこなしているという実情もあるのではないでしょうか。講義をすることはできても学生に伝わったことにはなりません。

 課題中心学習では、先に課題を提示します。その課題を解決するための基本知識は教示します。学生は教示された基本知識を下に課題解決を行い、実験や実習で正しく解決できたことを確認します。小さなステップですが学生は達成感を味わい、次のステップの少しだけレベルが高い、内容を拡張した課題に進みます。課題の提示・基本知識の教示・課題解決後の解説などはDVDに収録されていますので、学生は自分のペースにあった速度ですすめることができます。先生は、学生たちが自分たちで進めている学習の監督管理・ビデオで説明していない補足の説明などがあれば、それに答えます。この方式だと授業準備に費やす時間もかなり削減され、授業中でも個々の学生との対話に多くの時間を割けるようになります。まとめますと、DVDと実習・実験装置またはキット、これらが課題中心学習としてステップアップするような構成のコースウェアと一体となって、学生に意欲を持って学習を推進する力を与えてくれます。このコンセプトは弊社の「メカトロニクスシーケンスキット」、「シーケンストレーナーOne」、「キットで遊ぼう!電子回路」などで具体化し、好評を得ています。

(2) カリキュラム全体の提供

 新しい教材を導入するためには多くの障壁があります。予算の壁もありますが、新しい教材をカリキュラムの中に取り入れるのは、先生に多大の労力をかけることになります。まず、自分がその教材をしっかり理解して、どのような授業構成を行うか検討しなければなりません。また、工業高校や高専などでは同僚教師とのすり合わせも必要になるでしょう。大学などでは、それぞれの先生方の裁量の範囲が大きいので導入は比較的容易だと考えられますが、やはり導入する場合には多大の労力を必要とします。

 そこで弊社が企画しているのがカリキュラム全体の提供です。教材単体を販売するだけではなく、年間や半期のカリキュラムに合わせた教育システムとして提供したいと考えています。これには学生の理解度確認テストや試験問題提供も含んでいます。といっても、がちがちに固めたカリキュラム提供では良くないと考えています。先生方の裁量で、学校や学生の実情に合わせて、カスタマイズができるように、コアとなる学習のモジュールとして提供したいと考えています。これについては「水位制御で学ぶPID制御とファジー制御」、「温度制御で学ぶ自動制御の基本」や「エコ台車で学ぶ機械設計と製図の基本」「3相・単相交流電源で学ぶ電気の基本(直流・交流・3相交流)」など開発を進めてきています。

(3) 個別学習への道程

 省エネ、省資源が叫ばれていますが、人間資源の開発が一番遅れています。学校教育の中で、勉強嫌いや不登校の児童が激増しているだけではありません。すべての児童・生徒・学生が自分のやりたいことを自覚し、それを実現できる力を与えることが教育の目的だと私たちは考えます。社会に出て、自分の天職だと思える仕事について、さらにスキルアップを継続し、家族や社会を担う人を作りたいと考えています。そのためには、現在の画一集団教育のほかに個別教育という分野の強化が必要だと考えています。

 例えば、算数は日常の計算が出来る程度で良い。自分はダンスを極めたい。それも良いではないかと考えています。「ダンスでは飯が食えない!」という声が聞こえてきそうですが、それを可能にする社会が現出しようとしています。ものをつくる時代から、ものをメンテナンスしながら使う時代に。ものを購入する消費から、ヨガ教室にいったり、旅行したりして楽しむことに消費する時代が来ようとしています。インターネットやスマートフォンの急速な浸透と進化で学習環境そのものは個別学習が可能な環境が整ってきています。従来の画一的教育は社会の要請がそれで満足されたし、経済的にも安上がりでした。

 今、学習環境のインフラ面が整備されてきました。足りないのはコンテンツです。地方の大学生が地方にいながら、日本や世界の最先端の授業を受ける土壌が整ってきています。従来、理数系の学校の設立や維持管理には文系と比べて多大な費用がかかると言われていましたが、本当にそうでしょうか?今や、ディジタル革命が進んで、ひとりでもメーカーになれる時代が来ています。というよりも、超多品種、超少量生産の時代を迎えようとしています。従来は製造ラインで必要とされてきた、機械・電気・電子・通信・制御などの技術は社会インフラの整備(交通網や道路網、電力網)だけでなく医療・介護・バイオ・農業・漁業などのあらゆる分野で必要とされてきています。私たちはこれらの必要な教育システムをパッケージ化して提供することを今後も推進してゆきます。この方面はキットで学ぶシリーズとして「ディジタル回路」「ミニシーケンス」「ARMマイコン制御」「FPGA」などを既に商品化して発売しています。

 私たちの考えていることは、私たち単独でできるとは考えていません。現場の先生方、学生のみなさんや社会で活躍中の技術者やリタイヤされてはいるけれど後進に自分のノウハウをつかえたい技術者のかたなど多くの人の協力が不可欠だと考えています。また、国内外の多くの企業様とのコラボレーションも大切だと考えています。新しいアイデアや問題点の指摘があれば、大歓迎ですので、下記のメールに投稿いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

kaihatsu@adwin.com
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